研究課題
若手研究(B)
低毒性環境水試料の定量的評価のため、これまで開発してきた液滴の収縮・ゲル化技術を適用し、液滴による低濃度試料溶液の有毒性の計測・評価系の開発を行った。本研究により、環境水試料を内包した液滴の安定生成に関する手法及び、試料液滴の濃縮に関する手法を開発した。液滴生成に関しては、安定な液滴を作製するための液滴生成デバイス(局所的濡れ性改質を施した微小流路)を開発した。また、液滴の濃縮に関する研究では、液滴界面を安定に保ちながら液滴が濃縮できる手法の開発と濃縮条件の探索を行った。
微小流体工学