研究課題
若手研究(B)
本研究は、高強度鋼CFT柱と場所打RC杭をPC鋼棒で緊結した、ペンシルビル構造システムの開発をめざしたものである。研究では、1:超高強度鋼H-SA700を用いたCFT柱部材の開発と、2:PC鋼棒緊結セルフセンタリング型ペンシルビルの地震応答性状の検討、の2点を具体的な研究課題と定めた。高強度鋼CFT柱は、十分な耐震性能を有していた。また、開発したセルフセンタリング型ペンシルビルの復元力特性は、提案した各種算定法から精度良く評価できた。
建築構造