研究課題
若手研究(B)
本研究により、マウスのbutyrate誘起IBSモデルでは、Cav3.2 T-channelの機能亢進が起こっており、これによってTRPV1の直接刺激あるいはPAR2刺激を介する間接的活性化、さらにTRPA1刺激に対する結腸痛覚過敏が生じている可能性が示唆された。本知見は、IBSの発症にかかわる分子メカニズムを解明するための重要な示唆を与えるものと考えられる。
薬理学