メガリン・アポEダブル KOマウスの樹立に成功した。21週齢メガリン・アポEダブルKOマウスでは、アポE KOマウスと比較して、大動脈の動脈硬化病変が軽減している傾向を認めた。また、腎障害における動脈硬化の検討の中で、食事摂取の影響も検討した。10週齢のアポE KOマウスに片腎摘出術を行い、2群に分けて、7週間カゼイン食ないし米タンパク質食を投与した。米タンパク質 (植物性タンパク質)の摂取は、カゼイン (動物性タンパク質)と比較して、片腎摘出にて腎の容積減少によって増強された動脈硬化病変を軽減していた。
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