研究課題
若手研究(B)
慢性腎臓病(Chronic kidney disease, CKD)における認知機能障害の機序を解明するために,腎毒性物質のアデニンを用いたCKDモデルラットを用いた検討を行った.CKDラットの半数で海馬の組織障害を認め,さらに詳細な解析により,この機序として酸化ストレス亢進,抗酸化系の障害,レニン-アンギオテンシン-アルドステロンシステム(RAS)活性化,神経伝達物質の変化が関与しているものと推測された.
腎臓内科学