T-ALLにおいて、bortezoimibはNotch1の転写抑制を介して細胞死や化学療法感受性を増強させる。Notch1発現抑制は転写因子Sp1の分解によって引き起こされる。T-ALLでbortezomibによって誘導されるmicroRNAをリアルタイムPCRアレイによって抽出した。その中にSp1をターゲットとするmiR-155を見出した。CRISPR/Cas9でmiR-155をノックダウンするとbortezomibへの感受性が低下した。よってmiR-155はbortezomibに関する薬剤感受性のバイオマーカーとして使用できる可能性が示唆された。
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