研究課題
若手研究(B)
非脱分極性筋弛緩薬に抵抗性を有する廃用性筋萎縮モデルにα7アセチルコリン受容体(AChRs)特異的阻害薬であるArIBを先行投与することにより,その抵抗性を軽減する結果が得られた。本研究において、廃用性筋萎縮による筋弛緩抵抗性は増加したα7AchRsが一因であることが証明された。しかし,ArIB単独では完全にその抵抗性を改善することができなかったため、増加した胎児型AChRsの影響も筋弛緩抵抗性に寄与している可能性が示唆された。
麻酔蘇生学