研究課題
若手研究(B)
尿酸濃度の異なる人工尿をラット外尿道口から注入したところ、尿酸を含む人工尿で、前立腺の炎症、血流低下、頻尿が確認された。またヒト前立腺培養細胞を用いた検討では、尿酸の投与により間質細胞で酸化ストレスの活性化が確認された。以上より、尿の前立腺導管内への逆流による炎症の惹起には尿中の尿酸が関与しており、間質細胞の酸化ストレス障害が機序であることが解明された。
医学