研究課題
若手研究(B)
卵巣顆粒膜細胞では、LHサージから排卵までの短時間で急速にプロゲステロンが合成される。本研究では、そのプロゲステロンの合成に関与する遺伝子の一つであるCyp11a1遺伝子の発現調節機構に、ヒストン修飾の変化によりクロマチン構造が弛緩するというepigeneticな制御が関与することを解明した。さらに、このクロマチン構造の変化に伴い転写因子C/EBPβの結合が増加し転写を活性化していることが分かった。
生体分子学