近年、末梢神経再生に関する研究が進んでいるが、末梢神経が再生する際に軸索と呼ばれる神経細胞の突起がどのように伸びていくかを三次元的に観察する様々な方法が開発されている。再生しつつある軸索が再生時期によってどのように伸びていくかを観察することが重要である。本研究においては、特別な遺伝子組換え動物やウイルスベクターを用いること無く、従来からある免疫染色方法を用いて、三次元的に末梢神経再生の様子を観察することを目標とした。研究成果としては最終的な目標を達成することはできなかったが、今後の可能性を示唆できるものであったと考える。
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