研究成果の概要 |
3種の直接リライン材における動力学的性質および生体適合性に違いが認められた。 周波数が高いほど,全ての材料は高いE’, E’’, 低いtan δを示したが,動力学的性質における周波数依存性はあまり大きいものではなかった.DMAから算出されるTg値はDSCでのものより高くなる傾向にあった.DMAでは高い周波数で高いTg値を示した.DMAはDSCと比較し安定したTg値を得ることができた。DMAはDSCよりも常温重合レジンである直接リライン材のキャラクタリゼーション決定に有用であると考えられる. 直接法と間接法では直接法の方が細胞毒性を示す傾向にあった。フッ素系モノマーは低い細胞毒性を示した.
|