研究課題
若手研究(B)
本研究では、Ti-6Al-7Nb合金(受領材、溶体化処理後時効処理材、溶体化処理材)にHPT加工を行い、HPT加工条件の最適化によって伸びを維持したままの高強度化が可能であることが明らかになった。また、熱処理を行い加工前組織を検討した結果、溶体化処理材のHPT加工後において最も高い引張強さが得られることが明らかになった。
金属生体材料学
高強度チタン合金の、従来の歯科インプラントより直径の小さいナローインプラントへの応用ができれば、適用可能となる症例が増加する。これによって大がかりな骨造成手術の必要がなくなり、手術の回数、治療期間の短縮などの観点から歯科インプラント治療患者への負担を低減することができる。またナローインプラントのみではなくインプラント小型化促進につながる。