• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

デクスメデトミジンによる抗炎症作用機序の解明ーアラキドン酸代謝経路の解析からー

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 15K20526
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 外科系歯学
研究機関岡山大学

研究代表者

若杉 優花  岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (00749210)

研究協力者 三宅 沙紀  
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード歯学 / 薬理学
研究成果の概要

本研究は、デクスメデトミジン(DEX)の抗炎症効果の機序の解明を目的とした。まず、マウスマクロファージ由来株細胞であるRaw264.7において、DEX投与による抗炎症効果を検討した。次に、アラキドン酸カスケードにおいて抗炎症作用を有するとされるEETs(epoxyeicosatrienoic acids)の産生がDEXの投与により増加し、抗炎症作用をもたらすのではないかと仮説した。Raw264.7においてDEXによる抗炎症効果は認めたが、DEXの投与によりEETの産生は低下した。よって、DEXの抗炎症作用はEETを介するのではなく、その産生よりも上位で作用している可能性が示唆された。

自由記述の分野

歯科麻酔学

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi