研究課題
若手研究(B)
唾液腺の代償性メカニズムを解明することを目的とした本研究では、非傷害側の唾液腺は傷害側の唾液腺から何らかの影響を受けていることが推察され、そのシグナルは幹細胞を増加させるものではなく、細胞増殖を亢進させるものであることが示唆された。傷害側と非傷害側の唾液腺を用いてマイクロアレイで遺伝子発現変化を網羅的に解析したところ、唾液分泌機能促進因子としてはEgfrやBmpなどがその候補となることが考えられた。
口腔生理学