女性看護職員が結婚、出産、育児を経験しながら職業キャリアを継続するための支援策提示を目指し、結婚、出産、育児を経た後も働き続けている女性看護職員を対象に、職業キャリアの継続の様相とキャリア継続において行った意思決定、職業キャリア継続を支えた要因に明らかにすることを目的とした。半構造化面接調査の結果、仕事と育児の両立に困難を抱えながらも【専門性を身につける】、【複数の診療科での経験を蓄積する】ことを目標に職業キャリアを継続していた。またキャリア継続において、【育児に関する制度の活用】や【夫と育児を役割分担する】が支えとなっており、【うまく力を抜けるようになること】も重要な資源として語られた。
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