研究課題
若手研究(B)
静脈内鎮静法下歯科治療中に精神性発汗量の変動が観察されるのは、必ずしも痛みを伴うときではなく、印象や開口器の挿入、咬合調整など低侵襲と予測される処置でもみられた。精神性発汗量の変動が体動などのストレスイベント予測モニターになる可能性、BIS値やバイタルサインの変化では評価できないストレスを客観的に評価できる可能性が示唆された。以上より精神性発汗量モニタリングが静脈内鎮静法の麻酔深度の評価法として有用であることが明らかとなった。
歯科麻酔学分野