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2018 年度 研究成果報告書

健康の維持増進を目的とした床振動情報に基づく無侵襲活動モニタリングシステム

研究課題

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研究課題/領域番号 15K20997
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 リハビリテーション科学・福祉工学
応用健康科学
研究機関お茶の水女子大学

研究代表者

tripette julien  お茶の水女子大学, 生活科学部, 学部教育研究協力員 (30747481)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワードスマート自宅 / 床振動 / 加速度計センサー / 家庭活動 / 身体活動 / アクティビティカウント / エネルギ消費
研究成果の概要

本研究の目的は、 床振動を利用し、身体活動量モニタリングを組み込んだスマートホーム機能を開発・検証することである。
実験1では、「Ocha-House」という実験住宅で8個の加速度センサーの床振動観察システムが開発され、定量的な身体活動量を計算するアルゴリズムをデザインした。実験2では、家事活動について、床振動観察システムはActigraphのGT9X装置同等かそれより正確な身体活動量の推定ができることがわかった。
本研究より、床の振動情報を用いて、家庭での身体活動量を推定することの実現可能性を示した。今後は床振動を利用したエネルギー消費量推定アルゴリズムの設計のため熱量測定の実験を行う。

自由記述の分野

身体活動増進

研究成果の学術的意義や社会的意義

定期的な運動の実施は健康なライフスタイルのための最も重要な要素の一つとして、至る所で強調されている。実際に,適切な身体活動により、心疾患、糖尿病の進行防止が可能である.加えて、身体バランス機能の維持による高齢者の自立生活支援、また、認知症等に対する強力な予防策ともなる。半面、身体活動の自己モニタリングは身体活動の促進に効果的であることが証明されている 。IoTの出現により、状況に応じて最良の身体活動量の評価を提供可能なスマートデバイスのネットワークに頼ることが可能になる。したがって、身体活動を測定する新規なスマート装置は健康の促進が可能性であり、本研究は学術的意義や社会的意義を持つと考える。

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公開日: 2020-03-30   更新日: 2021-02-19  

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