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2016 年度 研究成果報告書

視床下部ペプチドによる難治性細菌感染症への挑戦:慢性感染―自律神経連関に注目して

研究課題

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研究課題/領域番号 15K21002
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 応用健康科学
内科学一般(含心身医学)
研究機関新潟大学

研究代表者

立石 善隆  新潟大学, 医歯学系, 准教授 (30433296)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード非結核性抗酸菌症 / グレリン / 抗菌活性
研究成果の概要

過去の研究および陽性荷電ペプチドに着目して、グレリンの抗菌作用を検討した。2種類の非結核性抗酸菌株(Mycobacterium avium 104(標準株)とM. intracellulare(高病原性臨床株) M.i.198に対する直接的作用および貪食細胞内感染菌に対する作用を検討したところ、予想に反して、グレリン濃度依存的に菌数が増加した。そこでグレリンの異化抑制に伴う、間接的な抗菌作用発現の可能性を考え、脂肪細胞および筋肉細胞の培養上清の作用を検討したところ、培養上清は菌の増殖を促進した。今回の結果は、非結核性抗酸菌感染における、グレリンの抗菌作用を否定するものであった。

自由記述の分野

細菌学

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公開日: 2018-03-22  

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