研究課題
若手研究(B)
本研究では、外力に抵抗して受動的に発揮される筋力(受動的発揮筋力)を測定した。把持力測定では、握り棒と測定器の把握部を一緒に握り、モーターによってワイヤーを巻き取り、その際の力を張力計で測定し、データをパソコンにリアルタイムで記録した。その際の最大値を受動的発揮筋力として評価した。その結果、受動的発揮握力/最大握力の比は、利き手において1.16、非利き手において1.12で、受動的発揮握力が大きかった。また、個人差が最大握力に比べて、受動的発揮握力の方が大きいことが明らかとなった。
体育測定評価