研究課題/領域番号 |
15K21373
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
消化器内科学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
田代 良彦 順天堂大学, 医学部, 非常勤助教 (20636245)
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連携研究者 |
服部 浩一 東京大学, 大学院・医科学研究所, 特任准教授 (10360116)
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研究協力者 |
坂本 一博 順天堂大学, 医学部, 教授 (60205763)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | Plasmin / 炎症性疾患 / MMP-9 / 線維素溶解系 |
研究成果の概要 |
重篤な急性肝炎マウスモデルの作成し、線維素溶解系(線溶系)線溶系の役割を解明し、新規治療法の開発を行なった。 急性肝炎の病態形成において、凝固および線溶系因子の活性と各種MMPs(matrix metalloproteinase)の活性化が明らかにした。それらの各種遺伝子欠損マウスで急性肝炎の病理所見などが改善していたことから、線溶系の亢進に伴うMMP活性が急性肝炎の病態を制御していることが明らかになった。そして、線溶系因子のplasminを阻害する新規薬剤YO-2の投与することで、急性肝炎モデルマウスでは炎症性サイトカインが抑制され、急性肝炎を制御することができ、今後の臨床応用が期待される。
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自由記述の分野 |
消化器外科
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