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2017 年度 研究成果報告書

地球の磁気シールドと気候の関係:地磁気エクスカーションを用いた検証

研究課題

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研究課題/領域番号 15K21497
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 地質学
層位・古生物学
研究機関立命館大学

研究代表者

北場 育子  立命館大学, 総合科学技術研究機構, 准教授 (60631710)

研究協力者 マーク ダレン  グラスゴー大学, 教授
スミス ヴィクトリア  オックスフォード大学, 准教授
アルバート ポール  オックスフォード大学, 研究員
中川 毅  立命館大学, 総合科学技術研究機構, 教授
兵頭 政幸  神戸大学, 内海域環境教育研究センター, 教授
渡邉 正巳  文化財調査コンサルタント株式会社, 代表取締役
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード気候変動 / 地磁気エクスカーション / モンスーン / 銀河宇宙線 / スベンスマルク効果 / 年縞堆積物 / 水月湖 / 定量的気候復元
研究成果の概要

中程度の地球の磁気シールドの弱化が気候におよぼす影響を探るため、水月湖SG14コアの花粉分析を行い、ブレイクエクスカーション期の気候変化を復元した。最終間氷期(MIS 5)の気温は、約2万年周期の振動を繰り返しながら、次第に減衰していった。つまり、当時の長期的な気候変化は、第一義的には、日射量によって天文学的に決まっていた。得られた気温変化から、軌道要素変化に起因する成分を取り除き、残渣成分を同じコアから得られた古地磁気強度の変化と比較した。11万~13万年前においては、気温の残渣成分と地磁気強度に明瞭な正の相関が見られた。その一方で、モンスーンと地球磁場強度の対応関係は見られなかった。

自由記述の分野

古気候学、宇宙気候学

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公開日: 2019-03-29  

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