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2019 年度 研究成果報告書

発光性細胞株アレイを用いた高速PM2.5評価系の構築(国際共同研究強化)

研究課題

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研究課題/領域番号 15KK0029
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)

配分区分基金
研究分野 グリーン・環境化学
研究機関国立研究開発法人産業技術総合研究所

研究代表者

金 誠培  国立研究開発法人産業技術総合研究所, エネルギー・環境領域, 主任研究員 (60470043)

研究期間 (年度) 2016 – 2019
キーワード生物発光 / 可視化 / イメージング / バイオアッセイ / ルシフェラーゼ / 近赤外線 / 発光基質 / 発光酵素
研究成果の概要

本研究では、スタンフォード大学医学部MIPSと連携し、我々により独自に開発した多機能性発光基質とプローブを哺乳細胞や動物個体イメージングへと展開する、様々な研究を遂行した。まず基礎発光材料として、酵素選択的な発光基質や蛍光色素付き発光基質、TBET式発光基質、ALuc40番台の人工発光酵素を開発した。更にこの発光材料を基に、レチノイン酸活性可視化プローブ、BRET9式発光プローブ、近赤外線(NIR)生物発光イメージングシステムなどを開発し動物実験にも応用した。他に多チャンネル式光検出システムの高度化研究も遂行した。研究期間中、多数の研究業績が得られ、本研究を世界に広める貴重な機会であった。

自由記述の分野

分析化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

人工・天然化合物は数年以内に1億種を超え、化学物質の影響がただ一つの国に留まらない時代である。本研究期間中、本研究者はアメリカに渡り、「化学物質の生理活性」を生物発光で評価する研究を行い多数の国際共著論文を出版できた。世界の化学物質の流通量も年々増えている中で、本共同研究で行った「化学物質に起因する病理現象の可視化イメージング」は、環境・医学分野の新たな融合の可能性を試すものであり、付随する人的ネットワークの構築は今後の相互研究協力関係の拡大に資するものであった。滞在したスタンフォード大学(シリコンバレー)での産学連携活動を現場で見るチャンスでもあった。

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公開日: 2021-02-19  

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