研究課題/領域番号 |
15KK0196
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ナノ材料工学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
西原 洋知 東北大学, 多元物質科学研究所, 准教授 (80400430)
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研究協力者 |
Shimizu George University of Calgary, Department of Chemistry, Professor
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研究期間 (年度) |
2016 – 2018
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キーワード | 鋳型炭素 / 有機結晶 / 金属有機構造体 / カーボンアロイ / 触媒 |
研究成果の概要 |
イオン液体を原料とし、ホウ素と窒素を含有するゼオライト鋳型炭素の合成に成功し、異元素に起因する電気化学的性質の変化を確認した。また、金属有機構造体と多孔性カーボンとの融合を志向した研究を進め、規則構造性カーボン材料を鋳型フリーで調製する方法の開発に成功した。ゼオライト鋳型炭素の形成機構ならびに構造解析に関しても化学的視点からより深い理解が進み、カーボン科学が大きく進展した。さらに、カナダ国内の多くの研究者らの研究室を訪問し、研究ディスカッションを行うと共に新しい共同研究を複数開始することができた。
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自由記述の分野 |
材料化学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
白金などの貴金属は触媒の分野では大量に消費されているが、資源の枯渇が世界的な問題となっている。そこで本研究では、貴金属と同じ働きをする触媒を、カーボンや安価な遷移金属といった資源豊富な元素で置き換えるための基礎的検討を行った。いわば現代の錬金術である。カナダの専門家らの協力を得て化学的手法を駆使することで、従来は不可能であった化学構造が明確なカーボン系新触媒の開発に成功した。
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