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2018 年度 研究成果報告書

体内埋め込み型マイクロチップによる非観血的・連続血糖測定技術の実現(国際共同研究強化)

研究課題

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研究課題/領域番号 15KK0209
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)

配分区分基金
研究分野 電子デバイス・電子機器
研究機関奈良先端科学技術大学院大学

研究代表者

徳田 崇  奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (50314539)

研究協力者 サワン モハマド  モントリオール理工科大学, Depart of Electrical Engineering, 教授
太田 淳  奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授
笹川 清隆  奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 助教
春田 牧人  奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 助教
野田 俊彦  豊橋技術科学大学, エレクトロニクス先端融合研究所, 准教授
研究期間 (年度) 2016 – 2018
キーワードCMOS / 生体埋め込みデバイス / グルコースセンサ / ワイヤレス電力伝送 / エナジーハーベスティング
研究成果の概要

本研究は、基課題(科研費基盤研究(B) 『体内埋め込み型マイクロチップによる非観血的・連続血糖測定技術の実現』)において開発した生体埋め込みグルコースセンサをワイヤレス化するために必要な、超小型の電力伝送・センサ駆動プラットフォームの開発を目的とした。本研究ではバイオメディカルエレクトロニクス技術の世界的な先駆者であるカナダ・モントリオール理工科大学(滞在当時)Mohamad Sawan教授との共同研究を行った。生体埋め込みデバイス向けの電力伝送技術として光を用いることで超小型化を実現し、原理実証に成功した。

自由記述の分野

バイオメディカルエレクトロニクス

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の成果により、超小型の生体内デバイスに利用可能なワイヤレス電力伝送技術が実現できた。生体内で赤色もしくは赤外光から電力を得て蓄積し、一回の動作に必要な電力がたまれば負荷を駆動するという方式は、単純な回路で高い電圧の回路を駆動するのに有効な新技術である。さらには複数の電力パルスにわたるシーケンス動作を可能とする回路構成も実現・実証した。これにより生体内センシングの機能性実現に向けた基礎的な機能を実現したといえる。実現された技術は、間欠駆動するマイクロデバイス系に利用可能であるため、IoTシステムにおける安価な端末駆動技術にも応用できると期待される。

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公開日: 2020-03-30  

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