研究課題/領域番号 |
15KK0251
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ゲノム医科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
神吉 康晴 東京大学, アイソトープ総合センター, 助教 (00534869)
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研究協力者 |
Subramaniam Sriram National Institute of Health, National Cancer Institute・Center for Cell Research・Laboratory of Cell Biology・Biophysics Section・High Resolution Electron Microscopy, Senior Director
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研究期間 (年度) |
2016 – 2017
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キーワード | クライオ電子顕微鏡 / ピルビン酸キナーゼ / 抗がん剤 / 単粒子解析 |
研究成果の概要 |
ピルビン酸キナーゼ(PK)は解糖系の最後のステップを触媒する酵素であり、糖代謝の律速酵素の一つでもある。哺乳類では4つのアイソフォームが知られているが、PKM2をノックアウトするとがん細胞の増殖は顕著に抑制される。従って、PKM2の酵素活性を決定する部位を原子レベルで解き明かし、その作用原理を明らかにすることは、様々な種類のがんに用いることが可能な抗がん剤の開発に繋がる。本研究では、ヒトPKM2及び家族性がん患者由来のPKM2 mutant (H391Y)の構造をクライオ電子顕微鏡による単粒子解析を用いてそれぞれ2.9Å、3.1Åという原子レベルの解像度で解き明かした。
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自由記述の分野 |
ゲノム医科学
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