研究課題
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
アミノ酸とキノリン誘導体から構成される8種類のハイブリッドフォルダマーを設計・合成した。合成したハイブリッドフォルダマーは、アミノ酸側鎖やキノリン誘導体の置換基に依存せず右巻きのヘリックス構造をとっていた。アニオン性アミノ酸を含有するカチオン性フォルダマーは会合体を形成しており、既存の膜透過性ペプチドと比べて高い膜透過機能を有していることが明らかになった。これらの知見は、DDSキャリアとして機能するフォルダマーを新規設計する上で非常に有用である。
ペプチド化学