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2018 年度 研究成果報告書

β-ヘアピンペプチドとSurvivin結合分子を融合した内用放射線治療薬剤の開発(国際共同研究強化)

研究課題

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研究課題/領域番号 15KK0348
研究種目

国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)

配分区分基金
研究分野 放射線科学
研究機関長崎大学

研究代表者

淵上 剛志  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(薬学系), 准教授 (30432206)

研究協力者 Gambhir Sanjiv Sam  Stanford University School of Mdicine, Radiology, 教授
研究期間 (年度) 2016 – 2018
キーワード薬学 / 内用放射線療法 / 癌 / survivin / セラノスティクス
研究成果の概要

本研究では、がん選択的な治療や診断を目指し、survivinを標的としたセラノスティク薬剤の開発を目指した。そこで、Stanford大学のGambhir教授との共同研究にて、survivin標的ペプチドの開発や評価、さらにはナノDDS薬剤への展開を試みた。研究期間内に、survivinに結合するペプチド分子の開発に成功し、さらにアポトーシスを伴う抗腫瘍活性効果を有することを見出した。さらに、金ナノ粒子へペプチド分子を修飾したナノDDS薬剤への展開を検討した。

自由記述の分野

医歯薬学

研究成果の学術的意義や社会的意義

Survivinは多くのがん組織に高発現している一方、ほとんどの分化後の正常細胞ではその発現は極めて低レベルである。本研究では、Stanford大学との共同研究にて、がん選択的な治療や診断を目的とした新たなsurvivin標的ペプチド分子の開発に成功し、ナノDDS薬剤への展開の可能性も切り開いた。また、本研究期間内で様々な国際的な研究ネットワークの構築を達成することができたため、今後は、さらなる国際共同研究にて、survivinをはじめとした様々な標的に対するがんの治療や診断に役立つセラノスティク薬剤の創製に繋がることが期待される。

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公開日: 2020-03-30  

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