研究課題
基盤研究(C)
本研究はバイオマスを微生物により好気的に発酵させ、生成する二酸化炭素やその他の揮発成分をハウス等の施設栽培で植物に供給し、作物収量の著しい増大を実現できる栽培技術の確立を目指している。カラマツに発酵鶏糞と微生物供給剤を混合し酸素存在下で発酵させ、発酵ガスをシロイヌナズナに供給することにより、成長が著しく促進することを見出した。また、その効果は微生物の種類により異なり、CO2以外の揮発成分が成長促進に寄与していることが示唆された。
環境工学, 化学工学