研究課題
(1)全体会合を2回開催し、2005年度本調査に向けての方針を決定し、調査内容の検討を行った。(2)幹事会を8回開催し、2005年度本調査に関して、実施方法や調査方法の検討を行った。(3)2005年度本調査のために解決すべき課題を抽出し、それらに取り組むタスク・グループを立ち上げた。(4)2005年度本調査の予備調査である2003年国内調査、2004年韓国調査、およびライフ・ヒストリー・カレンダー調査に関して、データのクリーニングとコーディングを行った。そして単純集計表とコードブックを作成し、研究プロジェクトのメンバーに配布した。各メンバーは、それぞれの研究テーマにしたがって、データを分析している。データ分析の一部は第2回全体会合で報告され、2005年本調査の調査票作成の準備となった。(5)2005年度本調査のための準備の一環として、石田浩が中心となって、国際比較のための国際ワークショップを2回開催し、海外研究者との情報交換を行った。特に、各国で独自に開発されている職業分類をどのようにして比較可能なものにするかについて詳細に検討した。(6)相互訪問を繰り返すことで、海外研究協力者と意見交換を活発に行い、2005年度韓国・台湾調査と2006年度アメリカGSS調査の準備を進めた。(7)世代内移動の激しい韓国で職歴を適切に尋ねるための方策を検討するために、職歴調査を中心にした予備調査を行った。(8)劣化の激しい1960年東京SSM調査の原票をデジタル化して保存する作業を行った。これは、過去のSSMデータを整備して時系列分析をするために必要な作業である。
すべて 2005 2004
すべて 雑誌論文 (6件)
大阪大学教育学年報 10
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三隅一人『解釈支援型フォーマライゼーションの試み』科学研究費補助金報告書
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