研究課題
各項貝研究を円滑に推進するために、連絡・調整の方法を当総括班が策定しこれを運用した。これに従って日本やイタリアにおいて数次にわたる検討会を開催したほか、メールその他で、随時連絡・調整を行った。2007年11月19目から同23日にかけて長崎県島原市において開催された「第5回火山都市国際会議島原大会」において、当領域の研究成果発表(口頭およびポスター発表)を行ったが、その企画、取りまとめを当総括班が担った。2008年2月11日に、東京大学農学部弥生講堂一条ホールにおいて、本年度の研究成果に基づく公開シンポジウム『火山噴火罹災地の文化・自然環境復元-ソンマ、ヴェスヴィアーナ、指宿、ピナツボ、浅間戦略的学融合研究2007』を開催したが、企画・運営にあたっては当総括班が主にこれを担当した。一般からの参加聴衆約100名を交えた本シンポジウムにおいては、当領域に参加している研究者をはじめ、国内外から招かれた研究者が、考古学、火山学、地理学、環境学、工学など専門を異にする立場から、これまでに明らかとなった成果と浮上してきた諸問題に検討を加え、今後の研究に関する展望を提示した。このほか、本年度のプロジェクトの活動状況をまとめた20分の映像資料を当総括班が主体となって編集・作成した。また、当領域研究に関するホームページの管理・運営に努め、インターネット上での情報公開、研究関連資料の一般配布なども行い、成果の普及に努めた。
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