研究課題
各項目研究を円滑に推進するために、日本やイタリアにおいて数次にわたる検討会を開催したほか、メールその他で、随時連絡・調整を行った。2009年2月11日には、東京大学農学部弥生講堂一条ホールにおいて、2008年度の研究成果に基づく国際公開シンポジウム『火山噴火罹災地の文化・自然環境復元 - ソンマ・ヴェスヴィアーナ、指宿、ピナツボ、浅間 戦略的学融合研究 2008』が開催された。本シンポジウムの企画・運営にあたっては当総括班が、これを主導した。一般からの参加聴衆約150名を交えた本シンポジウムにおいて、当特定領域研究に参加している研究者をはじめ、国内外から招かれた研究者が、考古学、火山学、地理学、環境学、情報学、探査学、土木工学など専門を異にする立場から、これまでに明らかとなった成果と浮上してきた諸問題に検討を加え、今後の研究に関する展望を提示した。このほか、本年度のプロジェクトの活動状況をまとめた20分の映像資料、上記のシンポジウムを記録した映像資料などを当総括班が主体となって編集・作成した。また、当領域研究に関するホームページの管理・運営に努め、インターネット上での情報公開を促進するとともに、研究関連資料の一般配布なども行い、成果の普及に努めた。
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