研究課題/領域番号 |
16202002
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
松居 竜五 龍谷大学, 国際文化学部, 准教授 (40238952)
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研究分担者 |
千本 英史 奈良女子大学, 文学部, 教授 (50188489)
奥山 直司 高野山大学, 文学部, 教授 (50177193)
川島 昭夫 京都大学, 大学院・人間環境学研究科, 教授 (00128779)
小峯 和明 立教大学, 文学部, 教授 (70127827)
横山 茂雄 奈良女子大学, 大学院・人間文化研究科, 教授 (10144726)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2007
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キーワード | 南方熊楠 / 民俗学 / 宗教学 / 生態系 / 草稿資料の翻刻 / 英文論文 |
研究概要 |
RA4名を雇用して共同研究者とともに研究をおこなった。関西で年間12回、東京で年間11回の翻刻の研究会をおこなったが、これらの研究会には必要に応じて別地域の共同研究者およびRAが相互に出張して参加した。内容的には、南方熊楠日記のうちの1926年分11月〜1927年1月分の翻刻を関西でおこない、1941年7月〜10月分の翻刻を東京でおこなった。南方熊楠と平沼大三郎の往復書簡のうち、1926年分について南方熊楠顕彰館の叢書として出版した。1914〜1923年分の日記の校訂を進め、2008年度から3ヵ年で4冊本として出版するための準備を整えた。2004年度に発見ざれた南方熊楠の土宜法龍宛書簡38通について、2008年度に奥山が監修して出版することとし、準備を整えた。既刊分の日記のうち、1905〜1911年分のテクスト入力をおこなった。 こうした翻刻作業と並行して、研究発表をおこなった。8月に刊行された『孫文と南方熊楠』に関る合評会を9月におこない、松居、千本、川島、小峯およびRA3名が参加した。10月から2月にかけて東京のワタリウム美術館で「クマグスの森-南方熊楠の見た宇宙」と題する展覧会をおこない、11月に同題の松居執筆のカタログを出版した。松居などによる『南方熊楠英文論文翻訳-ノーツ・アンド・クエリーズ篇』の編集を進め、2008年度に刊行する準備を整えた。
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