研究課題/領域番号 |
16330029
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
片岡 寛光 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (30063605)
|
研究分担者 |
寄本 勝美 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80063709)
石田 光義 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (70203007)
藤井 浩司 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (30199278)
縣 公一郎 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (00159328)
|
キーワード | 公共経営 / 公益 / NPM / 国際比較 |
研究概要 |
本研究は、NPM(New Public Management)の影響を色濃く受けている現代行政において、追及すべき公益とは一体何であり、その公益に資するために、行政はどのように活動すべきであるのか、という観点を、ヨーロッパ諸国やアメリカ、そして日本を初めとする主要アジア諸国間の国際研究を通じて考察しようとするものである。 "Public Manegement and Commonweal-A Value Concept of Modern Administrative State beyond New Public Management"と題して、2004年5月21日に、早稲田大学国際会議場第1会議室にて、日独英仏韓米OECDから8名の講演者を招いて、既にシンポジウムを実施した。第一セッションでは、F・F・リドレイ教授(英)、R・ピッチャス教授(独)、J・ルディエール氏(仏)、第二セッションでは、塚本壽雄教授(日)、D・リー教授(韓)、S・バルム博士(中)、そして第三セッションでは、S・ケルマン教授(米)、A・マテソン氏(OECD)が、各国の最新状況に関してそれぞれ講演し、最後にパネルディスカッションを実施した。シンポジウム全体は、DVD収録し、これを元に、まずパネルディスカッションの要約は、「変わる公共経営-見えてきたNPMの限界」、『早稲田パブリックマネジメント』第2号・49-53頁に収録した。また、シンポジウム講演の原稿はほぼ出揃い、近日中に、上記標題名と同一の書籍として、Routledge/Curzon出版社から、Waseda/RoutledgeCurzon International Series第5巻として、公刊される予定である。
|