研究課題/領域番号 |
16330154
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
大串 隆吉 首都大学東京, 都市教養学部, 教授 (70086932)
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研究分担者 |
乾 彰夫 首都大学東京, 都市教養学部, 教授 (90168419)
生田 周二 奈良教育大学, 教育実践総合センター, 教授 (00212746)
吉岡 真佐樹 京都府立大学, 福祉社会学部, 教授 (80174895)
松田 武雄 九州大学, 大学院人間環境学研究院, 教授 (90175604)
長澤 成次 千葉大学, 教育学部, 教授 (50172523)
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キーワード | 職業的自立 / 不利益青少年 / ドイツ社会教育学 / デュアルシステム / 青年援助 / 社会教育 |
研究概要 |
9月27日より10月2日にかけて、州政府の青年政策について調査するために、ヘッセン州政府青少年局及び社会局、ザクセン州青少年局を訪問した。また、補充調査のためドレスデンの福音派社会事業大学とモルツブルク生産学校を訪問、調査した。参加者は、大串、生田、長澤、松田、吉岡であった。大串と松田は、10月3日から4日にかけてデンマークのコレスアー生産学校を訪問調査した。 10月30日から11月5日にかけて補充調査のため、大串がハンブルクのアルトナ生産学校、ツアーレンドルフ生産学校及びロストックのホルクス・ホッホシューレを訪問し、さらに、2007年3月24日から29日にかけて、大串はミュンヘン市立生産学校およびミュンヘン市青少年局を訪問し、インタビューと資料収集を行った。 本年度は、最終年度にあたるため、報告書作成のための会議を開催した。とくに問題となったのは、言葉の訳の問題である。幾つかのドイツ語の訳については、定訳が無く、また分担者のなかでも依然として一致しなかった。また、ドイツの青少年政策、社会教育の歴史の中で、現状を位置づけることも確認した。そして、報告書を作成した。 なお、大串は、文化学習協同ネットワークの活動などを検討し、ドイツ、デンマークとの比較を試みた。
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