研究課題
2004年度はまず、単語、文、パラグラフ、自由会話によってなる発音タスクを作成し、PC上で発音タスクを実行することを可能にした。次に、韓国語・中国語・英語を母語とする日本語学習者を中心とする日本語学習者群と、日本語を母語とする英語学習者群に発音タスクを行い、DAT録音機で録音した。調査協力者数は、初年度の計画を上回る約100名である。録音の後、目標言語を話す国に着いた年齢、学習期間、学習開始年齢、発音学習の有無、どのように発音を習得したか、発音に対する意識などを問うアンケートも実施した。また、上の母語以外にも、ポルトガル語・ベトナム語を母語とする日本語学習者に対する調査も行った。現在、母語話者による評価用CD-ROMを作成中である。今後の予定は、評価シートを配布し、「母語話者か否か」を7段階のリカート法を用いて評価してもらい、更に非母語話者と評価された対象者の発音を初級・中級・上級の5段階のリカート法で評価してもらうことを計画している。
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早稲田大学語学教育研究所紀要 59
ページ: 69-88
ページ: 39-68
Language Research Bulletin, International Christian University Vol.19
ページ: 150-168