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2005 年度 実績報告書

南北朝〜室町時代における守護在京の実態と社会的影響

研究課題

研究課題/領域番号 16520399
研究機関名城大学

研究代表者

伊藤 俊一  名城大学, 人間学部, 教授 (50247681)

キーワード中世後期 / 荘園制 / 室町幕府 / 守護領国 / 京都
研究概要

1)東寺-守護・幕府関係者折衝史料のデータベース化
東寺と守護・幕府関係者との折衝に要した費用を書き上げている「五方散用状」などの散用状類について、入力補助者を使ってデータベース化し、東寺が在京の守護関係者と交渉している事例を網羅的に明らかにした。
2)現地調査
在京によって京都の政治・経済・文化に大きな影響を与えた細川氏の主要領国阿波国について、拠点であった勝瑞館・秋月城・丈六寺などを踏査し、現地の発掘事務所などから情報を入手した。
3)研究者との意見交換
東寺文書研究会に参加し、都鄙間流通の実態を示した「割符」についての研究報告に参加するとともに、本課題について、関係する研究者と意見交換をおこなった。
4)研究書の執筆
これまでの研究代表者の研究成果をもとに、1)で作成したデータベースを利用して、中世後期荘園制のシステムを全体的に明らかにする研究書を執筆し、出版を準備中である(出版助成申請済)。

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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