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2004 年度 実績報告書

片側性唇顎口蓋裂患者に対する顎機能解析システムの開発と臨床応用

研究課題

研究課題/領域番号 16592038
研究機関東北大学

研究代表者

幸地 省子  東北大学, 大学病院, 助教授 (30005045)

研究分担者 金高 弘恭  東北大学, 大学院・歯学研究科, 助手 (50292222)
薮上 信  東北大学, 電気通信研究所, 助手 (00302232)
荒井 賢一  東北大学, 電気通信研究所, 教授 (40006268)
キーワード口唇口蓋裂 / 顎機能 / 顎運動 / 生体内モーションキャプチャ / 磁気式
研究概要

まず第一に、薄膜磁界センサと磁界発生用薄膜コイルの使用により装置を小型化し、従来装置のように大がかりな磁界センサユニットを外部に設置する必要のない、磁気マーカだけでなく磁界センサ自体も口腔内に設置することが可能な基本システムの構築を行った。さらに、高感度薄膜磁界センサの使用とともに顎運動の範囲をマーカの位置を求める際の制約条件として考慮することにより、位置検出精度を100μm以下と著しく向上させ、歯科領域での使用に十分満足できるだけの性能を有する顎運動測定用に特化したシステム開発に向けた基礎実験を行った。現在、システムの正常動作を確認しながら、臨床応用に向け、問題点の抽出を行い、データ解析用ソフトウェア改良のため、フィードバックを行っている。
(1)生体内モーションキャプチャシステム、高感度薄膜磁界センサの導入
直流磁界式生体内モーションキャプチャシステムでの基本技術をベースに、高周波キャリア型薄膜磁界センサを導入し、顎運動測定用に特化した基本システムの構築を行った。
(2)磁界センサ信号処理用電子回路の製作
周波数の異なる3個の薄膜コイルからの情報を、3個の高周波キャリア型薄膜磁界センサにより3次元的に測定するための磁界信号処理電気回路の製作を行った。
(専門業者に製作を依頼)
(3)データを解析するソフトウェアの開発
得られたデータをデータ解析装置において処理し、画面表示装置に表示するソフトウェアの開発を行い、現在、結果をフィードバックしながらその改良を行っている。

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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