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2021 年度 研究成果報告書

妊娠成立のための子宮内環境の構築と再構築

研究課題

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研究課題/領域番号 16H02584
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 動物生産科学
研究機関東海大学 (2018-2019, 2021)
東京大学 (2016-2017)

研究代表者

今川 和彦  東海大学, 総合農学研究所, 教授 (00291956)

研究分担者 草間 和哉  東京薬科大学, 東京薬科大学薬学部, 助教 (30579149)
櫻井 敏博  東京理科大学, 薬学部薬学科, 助教 (70568253)
中尾 洋一  早稲田大学, 理工学術院, 教授 (60282696)
李 俊佑  東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (10313082)
永岡 謙太郎  東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (60376564)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード着床・胎盤形成 / 上皮間葉系転換 / 細胞融合 / トロホブラスト細胞 / 子宮内環境 / 受胎率向上 / 反芻動物
研究成果の概要

反芻動物において、妊娠着床が進行するためには胚トロホブラスト細胞の接着開始後から、がん細胞の転移で明らかになった「上皮間葉系転換EMT」がトロホブラスト細胞で起こること、それが起こり始めるとトロホブラスト細胞同士の融合による2核や多核細胞の形成、2核以上の細胞からの妊娠関連糖タンパク質(pregnancy associated glycoprotein, PAG)の発現が起こることにより、妊娠着床が進行することを明らかにした。さらに、その間に発現・機能するエクソソーム、miRNAやlncRNAの機能も明らかにすることが出来た。

自由記述の分野

分子繁殖科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

この4年間、反芻動物の着床研究では世界をリードし続けることが出来た。特に、遺伝子・タンパク質発現及びエクソソーム・miRNAやlncRNA分野では先端の研究を続けるだけではなく論文を出し続けた。そのうちの1つ(業績論文9番目)のContinuous model of conceptus implantation to the maternal endometrium.はJ.Endocrinologyで世界で5番目にダウンロードされ、2017年、生殖分野で最も引用回数の多い論文となった。

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公開日: 2023-01-30  

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