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2018 年度 研究成果報告書

インドネシアの金鉱山地域における水銀汚染リスクの低減に関する超学際的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 16H02706
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分海外学術
研究分野 環境技術・環境負荷低減
研究機関愛媛大学

研究代表者

榊原 正幸  愛媛大学, 社会共創学部, 教授 (80202084)

研究分担者 世良 耕一郎  岩手医科大学, 医歯薬総合研究所, 教授 (00230855)
畑 啓生  愛媛大学, 理工学研究科(理学系), 准教授 (00510512)
大森 浩二  愛媛大学, 社会共創学部, 教授 (10152258)
佐野 栄  愛媛大学, 教育学部, 教授 (10226037)
N.P Bhandary  愛媛大学, 社会共創学部, 准教授 (10363251)
田中 勝也  滋賀大学, 環境総合研究センター, 教授 (20397938)
古川 慎哉  愛媛大学, 医学系研究科, 准教授 (60444733)
笠松 浩樹  愛媛大学, 社会共創学部, 講師 (60520690)
小松 悟  長崎大学, 多文化社会学部, 准教授 (80553560)
武部 博倫  愛媛大学, 理工学研究科(工学系), 教授 (90236498)
島上 宗子  愛媛大学, 国際連携推進機構, 准教授 (90447988)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードインドネシア / 小規模人力金採掘 / 水銀汚染 / 知の統合 / 超学際的研究
研究成果の概要

東南アジア地域では,貧困問題を背景とする零細小規模金採掘による水銀汚染が発生し、近年、住民の健康リスクが顕在化している。本研究では、インドネシアのゴロンタロ州における水銀汚染の環境影響評価および住民の健康影響評価を実施した。そして,それらの調査結果を住民および行政に周知すると同時に,研究者の「科学知」と住民の「経験知」を統合することによって,伝統的産業を活性化について住民と協議した。また、これらの研究を通して,持続的に貧困問題を改善しつつ,水銀汚染リスクを低減する未来シナリオを協力した住民と共創し、持続可能な地域社会づくりの方法論を確立した。

自由記述の分野

地球環境学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の予想される結果として,地域のステークホルダーと協働でいくつかの持続可能な地域知と科学知の統合知をイノベーションへと展開する道筋を明らかにした。そして、その実装によって、地域社会の「環境管理力」を向上させる道筋が明確になり,さらに,この技術を新環境産業として活用し,貧困削減や地域経済再生につなげ,かつ近い将来,高い環境汚染リスクから解放されるという「未来への展望」がどのように地域社会を変容させるのかを解明できる。これらの結果は,貧困問題を背景とする零細小規模金採掘による水銀汚染問題を解決する道筋を示すことができるという点で非常に重要な意義を有する。

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公開日: 2020-03-30  

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