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2018 年度 研究成果報告書

超音波セラノスティクスを実現するバブル製剤の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 16H03196
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 医用システム
研究機関帝京大学

研究代表者

丸山 一雄  帝京大学, 薬学部, 教授 (30130040)

研究分担者 茅沼 秀樹  麻布大学, 獣医学部, 講師 (10329196)
金井 詠一  麻布大学, 獣医学部, 助教 (20632219)
高瀬 有加里  帝京大学, 公私立大学の部局等, 教務職員 (80718057)
小俣 大樹  帝京大学, 薬学部, 助教 (80803113)
鈴木 亮  帝京大学, 薬学部, 准教授 (90384784)
小田 雄介  帝京大学, 薬学部, 助手 (80505941)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードマイクロバブル / 超音波 / セラノスティクス / 腫瘍新生血管 / 血液脳関門
研究成果の概要

本研究でセラノスティクスバブル製剤の開発に成功した。それはDSPC:DSPG:DSPE-PEG2000(30:60:10(モル比))にパーフルオロプロパンガスを封入した平均粒径1~2μmのバブル製剤である。無菌製造法と室温保存できる凍結乾燥製剤化を確立した。
開発されたバブル製剤は、造影超音波による血流造影だけでなく、治療超音波照射によるオシレーションによって血管をオープニングさせ、薬物を送達できた。マウスの耳の毛細血管を用いたエバンスブルーの送達実験、甲状腺癌罹患犬に対するDOXILの送達実験から証明された。セラノスティクスバブル製剤の開発は世界でも本研究が最初である。

自由記述の分野

複合領域

研究成果の学術的意義や社会的意義

国民の4人に1人が 65 歳以上となる超高齢化社会に入った我が国において、高齢者疾患の原因臓器・細胞を標的とする画期的な薬物治療法の開発は急務である。画期的なシステムとしてtherapeutics(治療)とdiagnostics(診断)の両機能を有するセラノスティクス(Theranostics)が注目されている。本研究でセラノスティクスバブル製剤の開発に成功した。開発されたバブル製剤は、造影超音波による血流造影だけでなく、治療超音波照射によるオシレーションによって、照射部位でのみ血管をオープニングさせ、薬物を送達出来る。セラノスティクスバブル製剤の開発は世界でも本研究が最初である

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公開日: 2020-03-30  

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