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2019 年度 研究成果報告書

日米豪台における小地域別将来人口推計システムの構築と推計結果の比較研究

研究課題

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研究課題/領域番号 16H03525
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 人文地理学
研究機関青山学院大学

研究代表者

井上 孝  青山学院大学, 経済学部, 教授 (10211749)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード将来人口推計 / 小地域 / GIS / ウェブマッピング
研究成果の概要

研究代表者は,本研究に先立ち,小地域別の長期(50年間)にわたる男女5歳階級別の将来人口推計を全国レベルで初めて実施し,その結果を2016年に「全国小地域別人口推計システム」(正規版,バージョン1.0)としてウェブ上に公開した。本研究は,この過程で得られた種々の技法に基づいて米国,オーストラリア,台湾を対象とする小地域別将来人口推計とそれらの国際比較を試みた。さらに,そこで得られた知見を日本の推計にフィードバックしたうえで,最新の国勢調査結果を用いてより精度の高いシステムをバージョン3.0として公開した。また,米国ワシントン州と台湾を対象とするウェブマッピングシステムも公開している。

自由記述の分野

地域人口論

研究成果の学術的意義や社会的意義

研究代表者は,日本を対象とする小地域別将来人口推計の過程で得られた技法に基づいて,米国,オーストラリア,台湾を対象とする推計とそれらの国際比較を試みた。その結果,小地域別将来人口推計を実施する際には国や地域によって固有の課題があることがわかった。これらの知見は,日本の推計結果を更新する際にフィードバックできたほか,さらに別の国の推計においても大いに資すると考えられ,学術的価値が高いと考える。また,研究代表者は本研究で得られた推計結果をウェブ上で公開しており,それらの情報が各国において教育,医療,福祉,インフラ,防災等の種々の地域計画を策定する上で役立つことが期待され,社会的意義も大きい。

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公開日: 2021-02-19  

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