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2019 年度 研究成果報告書

一般不妊治療を受ける女性患者に対する指導管理プログラムの効果

研究課題

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研究課題/領域番号 16H05592
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 生涯発達看護学
研究機関聖路加国際大学

研究代表者

森 明子  聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (60255958)

研究分担者 上澤 悦子  京都橘大学, 看護学部, 教授 (10317068)
西井 修  帝京大学, 医学部, 教授 (40189254)
野澤 美江子  東京工科大学, 医療保健学部, 教授 (40279914)
百枝 幹雄  聖路加国際大学, 看護学部, 教授 (50221627)
高井 泰  埼玉医科大学, 医学部, 教授 (60323549)
清水 清美  城西国際大学, 看護学部, 教授 (70323673)
藤本 晃久  帝京大学, 医学部, 准教授 (00323593)
竹村 由里  帝京大学, 医学部, 助手 (00453697)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード一般不妊治療 / 生殖医療 / 女性の健康 / 生活管理 / 生活の質(QOL)
研究成果の概要

指導管理プログラムの生活の質(QOL)に対する効果を調べるため,一般不妊治療開始時の不妊症女性患者310名に対照群を有する時系列デザインの準実験研究を行った。プライマリアウトカムSF-36v2に両群間の差は認めなかった。セカンダリアウトカムFertiQoLは,プログラム群では,通常管理群と比べて,治療開始から3ヶ月,6ヶ月,12ヶ月の3時点における医療スタッフとの関係や患者の理解・サービスに対する評価や満足度が高かった。 1人の妊娠成立に要した治療費は通常管理群と比べて,プログラム群は低かった。妊娠に要する期間,妊娠率,治療脱落率に両群間の差は認めなかった。

自由記述の分野

ウィメンズヘルス看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

妊娠・出産率は女性の年齢と相関し,高齢になるほどその率は低下するとともに,妊娠に至っても合併症を発症しやすい。そのため,不妊治療を受ける際に患者自身がその内容や限界を十分に理解した上で,より効果的・効率的な選択することは,不要な治療を受けることを避け,不適切な治療に時間やお金を費やさないために重要となる。また,患者自身が治療について理解を深めることは,納得や安心のもとで選択することにつながる。本研究は,適切な情報提供による治療選択および不妊症患者の医学的背景や心理状態に配慮した継続的支援の普及に貢献するエビデンスを提供しうる。

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公開日: 2021-02-19  

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