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2019 年度 研究成果報告書

アジアの後発開発途上国における学校保健モデル事業のインパクト評価

研究課題

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研究課題/領域番号 16H05654
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分海外学術
研究分野 応用健康科学
研究機関神戸大学

研究代表者

國土 将平  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (10241803)

研究分担者 友川 幸  信州大学, 学術研究院教育学系, 准教授 (30551733)
中野 貴博  名古屋学院大学, スポーツ健康学部, 教授 (50422209)
佐川 哲也  金沢大学, 人間科学系, 教授 (70240992)
朝倉 隆司  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (00183731)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード学校保健 / チャイルドクラブ / ソーシャルキャピタル / ラオス / ネパール
研究成果の概要

ネパール国とラオス国において,学校保健制度に関わる教育・社会システムを検証した結果,学校保健活動として子どもの活動参加を促すチャイルド・ヘルス・クラブの活動をとりいれることが有効であることが明らかとなった。両国において,プロジェクトスクール8校において,2017年~2019年の2年間にわたりチャイルドクラブを組織・運営した。子どもが中心的に活動する学校保健活動が,トイレの清潔化や校内のゴミの減少ならびにゴミ分別とリサイクルといった学校環境の改善,歯磨きや手洗い習慣,トイレを衛生的に利用する態度育成,人間関係の構築など子どもの意識・行動の変容を促すことが可能であり,その有効性が示された。

自由記述の分野

国際学校保健

研究成果の学術的意義や社会的意義

学校保健は学校教育の基盤を形成する一つの重要な要因である。発展途上国における学校保健は援助に支えられている場合が多いが,本研究では子どもクラブを活用することにより,自発的,継続的な活動が可能となり,持続的発展可能性を示すことができた。特に,発展途上国において,学校保健活動により学習環境が改善し,また衛生環境の改善により,疾病の予防や学校出席率向上など向上することにより,教育の質を高めることが可能であり,学術的にも社会的にも高い意義を持っている。

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公開日: 2021-02-19  

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