研究成果の概要 |
気球浮揚無人航空機による南極境界層エアロゾル,成層圏エアロゾル観測,サンプリング,夏季の白夜のオーロラ撮像を実現するために,ロガロ翼航空機および固定翼航空機による気球浮揚滑空回収システム開発,国内・モンゴルテレルジ,アラスカでオーロラカメラおよび滑空カイトプレーンの設計・開発,およびその試験を行った。 第58次および,第60次南極地域観測隊に参加し,南極大陸上で長距離無人後期域オペレーションと気球浮揚カイトプレーンによるエアロゾル観測を成功させた。また第56次南極地域観測隊が気球浮揚無人航空機で取得したサンプルから,夏の南極成層圏に硝酸を含むエアロゾルが存在することを示した.
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