研究成果の概要 |
PANDAファイバーなどで知られる従来の偏波保持光ファイバーが、シングルモード光ファイバーを前提とするものであったのに対し、本研究では高分子特有の複屈折相殺材料をコアに適用し、マルチモードの偏波保持光ファイバーを新たに創出することを目的とした。結果、poly(methyl methacrylate (MMA)/2,2,2-trifluoroethyl methacrylate (3FMA)/benzyl methacrylate (BzMA))=50.0/42.0/6.0(w/w/w))をコアに持つポリマー光ファイバーが得られ、応力印加前後での位相シフトが抑制されることが確認された。
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