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2021 年度 研究成果報告書

地域研究に関する学術写真・動画資料情報の統合と高度化

研究課題

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研究課題/領域番号 16H06281
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)『学術研究支援基盤形成』

配分区分補助金
研究機関国立民族学博物館

研究代表者

吉田 憲司  国立民族学博物館, 館長 (10192808)

研究分担者 園田 直子  国立民族学博物館, 人類基礎理論研究部, 教授 (50236155)
丸川 雄三  国立民族学博物館, 人類基礎理論研究部, 准教授 (10390600)
寺村 裕史  国立民族学博物館, 学術資源研究開発センター, 准教授 (10455230)
高野 明彦  国立情報学研究所, コンテンツ科学研究系, 教授 (00333542)
西尾 哲夫  国立民族学博物館, グローバル現象研究部, 教授 (90221473)
野林 厚志  国立民族学博物館, 学術資源研究開発センター, 教授 (10290925)
飯田 卓  国立民族学博物館, 学術資源研究開発センター, 教授 (30332191)
卯田 宗平  国立民族学博物館, 人類文明誌研究部, 准教授 (40605838)
平勢 隆郎  公益財団法人東洋文庫, 研究部, 研究員 (30144645)
中山 俊秀  東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (70334448)
柳澤 雅之  京都大学, 東南アジア地域研究研究所, 准教授 (80314269)
研究期間 (年度) 2016 – 2021
キーワード地域研究 / 画像 / デジタル化 / ドキュメンテーション / アーカイブズ
研究成果の概要

日本の研究者が世界各地で撮影した写真や動画は、世界諸地域の当時の姿を記録した貴重な資源であり、学術史を反映する遺産でもある。しかし、それらの画像は関係者の間に埋もれ、相互利用できる形になってこなかった。本研究支援事業では、地域研究に関わる進行中の科研費プロジェクトのうち、その研究にとって過去に蓄積された画像資料のデジタル化・共有化が大きな貢献をなすものを選定し、デジタル化・データベース化を進めた。その結果、6年間に105件の申請を受けつけ、のべ75件の科研費プロジェクトを支援した。本研究支援事業により、科研費メンバーや調査地の人びとが多数の写真・動画とテキスト情報を共有できるようになった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究支援事業では上記の短期的な成果に加え、長期的な成果として、写真データベースをインターネット経由で公開することを構想している。研究情報の付与と権利関係の整理をすべての写真に関して完了するには、長い時間が必要だが、一般公開はたんなる研究成果のアウトリーチにとどまらない。すなわち、異なる分野間における研究資料の共有によって、これまでに見落とされていた価値の発見(たとえば、文章によって記録されていなかった事実の発見など)につながることが期待できる。さらに、数十件におよぶデータベースを横断的に検索するシステムを開発することで、地域研究に係るオープンサイエンスの基盤が形成される。

自由記述の分野

博物館人類学

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公開日: 2023-03-30  

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