研究課題/領域番号 |
16H06648
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
小林 翔 山形大学, 大学院医学系研究科, 助教 (10779490)
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研究協力者 |
藤井 順逸 山形大学, 大学院医学系研究科, 教授 (00222258)
本間 拓二郎 山形大学, 大学院医学系研究科, 助教 (70743566)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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キーワード | グルタチオン / システイン / xCT / ferroptosis / マクロファージ / オフタルミン酸 |
研究成果の概要 |
LC-MSによるチオール類と酸化ストレスマーカーのオフタルミン酸の一斉測定系を確立し、絶食時のマウスの血漿と肝臓ではグルタチオンが減少する一方で、オフタルミン酸は上昇することを明らかにした。本法を用いてxCT遺伝子欠損マウス由来マクロファージの解析を行った結果、この細胞は通常培養条件下においてシステインとグルタチオンが枯渇し、酸化ストレスが高い状態にもかかわらず、数日間生存できることがわかった。この結果はマクロファージがグルタチオンに依存しない細胞生存機構を有することを示唆する。また、一酸化窒素産生能はxCT遺伝子欠損により低下することが明らかになった。
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自由記述の分野 |
生化学
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