研究課題
研究活動スタート支援
本研究は、曲率を微細に制御した足場材料を用いて、生体外(in vitro)で3次元的な微小血管新生をモデル化することを目的とした。研究実施期間(2年間)において、まず、足場材料の曲率によって血管内皮細胞の血管内皮成長因子(VEGF)に対する血管新生応答を制御できることを証明し、さらに見出した最適な曲率を持った血管足場を微細に設計することで、長く・成熟した血管新生モデルの構築を行った。構築したモデルにおいて血管新生の様子を詳細に画像化し、初めて微小な血管新生の形態変化を捉えることに成功した。
生体材料学