研究課題
研究活動スタート支援
熱傷や放射線治療、外科的手術での焼灼などによる喉頭瘢痕や気道狭窄など、熱性喉頭粘膜障害は臨床において非常に治療に難渋する病態である。本研究は、熱性喉頭組織障害のメカニズムの解明を行うこと、臨床応用可能な治療として、顆粒球コロニー刺激因子(GCSF)の投与による障害抑制効果を検証することを目的とする。組織学的・分子生物学的において熱性喉頭粘膜障害モデル作成に成功した。しかし、障害抑制効果のあるターゲットとなる物質の発見に対しては未解明であり、今後の研究の課題である。
耳鼻咽喉科