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2017 年度 研究成果報告書

エピカテキンの抗炎症効果の検証~脂肪組織炎症および実験的歯周炎モデルにおける検討

研究課題

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研究課題/領域番号 16H07067
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 歯周治療系歯学
研究機関九州大学

研究代表者

佐野 朋美  九州大学, 歯学研究院, 助教 (50782075)

研究期間 (年度) 2016-08-26 – 2018-03-31
キーワード炎症 / エピカテキン / 脂肪組織 / 歯周組織 / 肥満 / インスリン抵抗性
研究成果の概要

エピカテキン(EC)を作用させた共培養系をLPS刺激すると、脂肪細胞からの炎症関連遺伝子発現が有意に抑制された。動物実験においては、ECを摂取したマウスは、高脂肪食負荷による体重・内臓脂肪量増加が抑制され、脂肪径の増大も観察されなかった。また、肝臓および脂肪組織における炎症関連遺伝子発現の抑制が確認され、高脂肪食負荷によるインスリン感受性低下の改善が認められた。さらに、EC含有高脂肪食摂取群では歯肉炎症の抑制もみられた。
以上、ECを作用させることで、肥満やインスリン抵抗性の発症および歯周組織炎症が抑制されることが示された。

自由記述の分野

医歯薬学

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公開日: 2019-03-29  

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